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 戦国武将を訪ねて‥「広田直繁・木戸忠朝」公

 

かの「上杉謙信」公に一貫して忠義を尽くした「広田直繁・木戸忠朝」公兄弟を訪ねて‥

「羽生城」へ行ったきた。現在、その遺構を見る事は出来ないが「古城天満宮」にある石碑がここに城をあった事を伝えている。

「古城天満宮」内に建つ古城図によると‥

ここにああった「城橋」を渡った‥

西側に「本丸」があったようだ。但し当時は蓮池を利用した堀が行く手を阻んでいた。この平城を築城したのが「直繁・忠朝」公兄弟である。

「本丸」の北側には館であったとされる場所がある。「伝堀越館跡」。現在でも堀跡を確認できる。

「忠朝」公が開基したと伝わる「源長寺」。幾度もの戦乱により荒廃したが「忠朝」公の家臣が再興したとされる。

城の西に建つ「毘沙門堂」。

 

鎌倉時代「北条時頼」により創建。その後「忠朝」公が再興した。

裏手には「前方後円墳」がある。

その石室に使われていたと言われている「板碑」。高2.3m×幅1.8mの巨大さである。

「忠朝」公の夫人が安産祈願の為に創建したと伝わる「大天白神社」。ここも幾度もの戦乱に巻き込まれるが後に再建された。

「正光寺」。「忠朝」公の母により開基される。最近「本堂」が建て替えられた。

境内には幕末に活躍した「清水卵三郎」の墓がある。

「建福寺」。戦国時代末期に創建。

1560年に「謙信」公が関東に向けて出兵すると、かつて「関東管領上杉氏」の配下にいた多くの家臣が「謙信」公の下に参陣した。「直繁」公はこの機会をついて羽生城に寄る「中条出羽守」を攻めて城を取り戻す。「忠朝」公は配下の者と共に「謙信」公の下に参陣すると「謙信」公から「羽生城」を安堵された。その後「武蔵国」の多くの武将が「北条」に従属していく中で「直繁・忠朝」公兄弟は一貫して「謙信」公に忠義を尽くしていった。写真は「謙信公の旗かけの松」と呼ばれる松で合戦の際ここに旗をかけ領民や城兵に知らせた。

 

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