Izakaya散策154軒目大分県別府市「味処美乃里」

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Izakaya散策154軒目大分県別府市

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「味処美乃里」

3年振りの大分は中津市の「深耶馬溪 一目八景」からスタート。

狭い谷に絶壁や石柱が屏風のように連なる景色は本当に息を呑むほど。特に紅葉のこの時は想像を絶します。

「本耶馬渓 青の洞門」は江戸時代に一人の和尚が30年余りの歳月をかけてノミ一本で掘り抜いたトンネル。参拝客が難所を渡る際に命を落とさないようにとの配慮から。今でも一部に手掘りのノミの跡が残ってます。

別府に移動してからはやはり3年振りの「竹瓦温泉」へ。相変わらずの情緒に浸った後はお約束の居酒屋へ。今宵は‥

「竹瓦温泉」から徒歩3分の‥

「味処美乃里」さん。コチラはご主人とベトナム人の女将さんが切り盛りする居酒屋。女将さんの日本料理人顔負けの和食がたまらなく美味しかったお店です。

まずは郷土料理「りゅうきゅう」を。これが美味いのなんので最後の〆にも頂きました。「りゅうきゅう」は店や家庭によって違いがあり以前に訪ねた「郷土料理こつこつ庵」さんとはまた違った味わいが舌をくすぐります。郷土料理って良いですね～。

もう一つ郷土料理を、と言えば「とり天」。これはもう全国区ですがやはり大分で食べるのは何かが違う。別府の「チョロ松」さんや先程の「郷土料理こつこつ庵」さんとそれぞれに個性があり鶏を食うなら大分か、と思えてきてしまいます。

そして「関サバ刺」。「関サバ」は大分の豊予海峡で釣れる高級魚。引き締まった身のプリプリ感はとても美味と聞いていましたが僕はいまいちかなと言う印象。相手が生鮮ですから一度じゃ判断するの申し訳ないので個人の舌の違いと言う事にしといて下さい。

「味処美乃里」さんは大皿料理も用意されていてその中から「冬瓜の煮物」をチョイス。これも美味しい。「冬瓜」って字から見ても北のイメージですが沖縄等の南が産地の夏野菜。でも大分で食べれるとは思ってなかったので（🙇）思わず頂きました。

「ポテトサラダ」。ここのは一押しと聞いていましたが確かに。サッパリしていて、いくらでも入りそう。「ビール」に合います。

女将さんは日本人の心を良く理解していると思った2品がこの「天プラ盛合」と‥

この「ちりこん」。まず派手な「天プラ」はみんな大好き（だと思います）な日本を代表する料理。先程の「とり天」と言い揚げ具合が日本人好み。素材も生かされていて感動します。そしていぶし銀の「ちりこん」。「大根おろし」に「ちりめんじゃこ」をのせたシンプルな1品ですが見た目が良い。これに大分県民なら誰もがの「かぼす」を搾って頂く。料理が美味しくてお酒の写真を撮るの忘れましたが「かぼす」を搾った「二階堂」のロックが良く合います。