Izakaya散策159軒目鹿児島県霧島市「辰巳屋」

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Izakaya散策159軒目鹿児島県霧島市

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「辰巳屋」

鹿児島滞在2日目は薩摩半島へ。どこからでも望める「開聞岳」はとても素晴らしく個人的には「桜島」よりも心、動かされました。

九州最南端「西大山駅」からでも‥。

うらしま伝説発祥「竜宮神社」からでも‥。

薩摩半島最南端「長崎鼻」からでも‥。

「池田湖」湖畔の「黄金の鳥居」からでも‥。どこから見ても絵になる「開聞岳」。最高でした。2日目は「砂蒸し温泉」で有名な「指宿」の夕食付ホテル滞在の為、残念ながら居酒屋には向かわずおとなしくホテルで過ごしました。そして翌日は‥

一路、北に進路を変え「霧島」へ‥

そこで「霧島神宮」に参拝。

「高千穂河原」。かつてこの場所に「霧島神宮」があったとの事。ここから望む「高千穂峰」も素晴らしい。山頂には「坂本龍馬」が引き抜いたと言われている「天の逆鉾」が刺さっているそう。

その「坂本竜馬」が日本最初の新婚旅行で訪れた地には「和気神社」があり‥

「狛犬」ならぬ「狛猪」が迎えてくれます。これは猪にゆかりのある「和気清麻呂」を祀っているからだそうです。

実際、本物の白猪も飼われてました。※寝てるだけですから!

さて、ここで参拝を済ませてから3日目の夜は‥

郷土料理を振舞ってくれる霧島の居酒屋‥

「辰巳屋」さん。こちらにお邪魔しました。

店内はとても清潔で居心地の良い空間。入った瞬間に素敵な印象。僕らはカウンター席を予約しておきました。

最初はお約束の「生」でカンパイ!

いきなりの「鶏の刺身」。「埼玉から行きます」と事前予約で伝えておいたところ「わざわざ遠くから‥」と大将がさりげなく出してくれた、ひと品。それでは今日も薩摩料理でスタートです。まずは‥

「種子島の安納芋の天ぷら」。昔、種子島出身の仕事仲間がいました。つい想い出してしまい何だか切なくなってしまいました。

「さつま揚げ(2種盛・揚立て)」。オーダー後に揚げてくれます。少し時間はかかりますがとても美味しい。「さつま揚げ」はとてもポピュラーな肴ですがやはり本場で頂くと高揚感が違いますね。

お酒のお代わりは、やはり芋焼酎。地元「国分酒造」の「芋」をお湯割りで頂きます。

そしてカウンターの向こうで大将が丁寧に包丁を入れているのは‥

「キビナゴの刺身」。

これを「酢味噌」につけて頂くのですが、これがもー、絶品。生まれて初めて「キビナゴ」を生で頂きましたがここまでとは‥ ! こういう小さな魚介は味が身に凝縮されているから美味しいのですね。但し足も速いから現地に赴かなければこの感動は味わえない。ホントーに美味い !

「ガネ(さつま芋と野菜のかき揚げ)」。薩摩郷土料理の代表ですね。姿が「カニ」に似ているから鹿児島弁で言うところの「ガネ」だそう。そりゃもう旨いです。

もう一品、揚物を‥。「辰巳屋」さんお勧めの「太刀魚のぎょうざ」。創作的なこの料理。見た目も味も最高です。

そして日本酒。鹿児島で日本酒とは如何に？約40年振りに日本酒が鹿児島に戻ってきたそうです。銘柄は「薩州正宗」。是非にも試してみたかったのですが率直な感想は、美味しいです。九州の米は小粒で硬めですが、しっかりと米の旨味はあります。それがそのまま日本酒にも活かされているんじゃないでしょうか。それと水が美味しいのも一因でしょうね。それじゃあコイツに合わせて‥

屋久島で水揚げされる名物「首折サバの刺身」を頂きましょう。血抜きと鮮度を保つため漁獲後すぐに首を折るからこの名前。「マサバ」に比べて脂肪分が少ない為、締まった歯ごたえが味わえるとの事。確かにコリコリ感ありです。ただ先日の大分の「関サバ」の時も感じましたが僕としては北の方で揚がる「サバ」の方が好みですね。ごめんなさい。